2023年度北九州市立大学法学部:演習

前期(テキスト輪読&報告)
[輪読]
池田謙一(2022編)『日本人の考え方世界の人の考え方II』勁草書房
Higashijima, M. and N. Kerr (2023)"When Does the Honeymoon End? Electoral Cycles of Satisfaction With Democracy in Africa" Pol. Psy. 44(4): 709-728.
Van Bavel et al. 2022 "National identity predicts public health support during a global pandemic" Nature Communications 13(517)
奥野良知(2019)『地域から国民国家を問い直す:スコットランド、カタルーニャ、ウィグル、琉球・沖縄などを事例として』明石書店

後期(研究発表&少々の輪読)
[輪読]
Woo, Jujin & 久米郁男(2023)「「市場取引の利益」再考」久米郁男編『なぜ自由貿易は支持されるのか-貿易政治の国際比較』有斐閣
大澤傑・五十嵐隆幸(2019)「台湾における乖離するアイデンティティと政党政治-変わる有権者と変われない政党」『比較政治学会年報』21:197-229.
下窪拓也2021「失業率が日本人の排外意識に与える影響の(再)検証-社会調査データの二次分析を通じて」『社会学評論』72(3)

[卒業論文&ゼミレポート執筆]
●卒業論文題目
池田彰吾 「日本の有権者は選挙において実質的な選択権を有しているのか-政党の選挙公約に見る政治的立ち位置の分析を通じて-」
柏原晴希 「突発的な事件後における政府の外交声明が自国民の対相手国感情に与える効果-日本人を対象としたサーベイ実験による検討」
林友朗 「政治における責任であるアカウンタビリティ・レスポンシビリティとは何か-日独の実証分析を通しての考察-」
若田裕一 「生活の安全が保障されていれば、政治関心は薄れるのでは-生活の安全意識と政治関心意識の因果関係について」
●卒業研究
長尾壮人 「コンビニの数、マンションの数、企業の本社の数、住みよさランキングの人口増減に与える影響の検証」
藤本芽衣 「ハッシュタグアクティビズムは政治に影響を与えるのか-第49回衆議院議員総選挙当選議員のデータを分析して-」
●ゼミレポート題目
 「ポスト世俗主義と支持率」
 「世界が介入出来ない戦争―常任理事国の拒否権行使が国連機能を奪うのか-」
 「日本では、なぜ環境政党が成功しないのか―環境保護に対する政党態度と日本人の関心の調査―」
 「国家威信と軍事貢献における相関について:ロシアと中国 両国における愛国主義教育を考察した結果」
 「貧困率は下がっているのか」
 「幸福度や満足度は政治制度と関係しているのか」
 「ナショナルアイデンティティとテレビ放送の関係について:ケベック・台湾の事例から」
 「現代の戦争において核兵器は戦争を抑止する要因となるのか:核武装と軍事衝突の関係」
 「民主主義国と権威主義国では個人の幸せの要因は異なるのか」
 「支持率100%の政策はあり得るか~不可能への挑戦~」
 「幸福度に影響を与えているのは何か―都道府県別データと国際比較を通して―」
 「中東欧はエリートレベル・マスレベルともに反移民の傾向にあるのか」
 「緊急時の際ビットコインの価格と取引量はどのように変化しそこから何が考察できるか」
 「どうして若者の選挙の投票率が低いのか」
 「デモ活動という手段を用いて国民は政治に影響を与えることができるのか」

サブゼミ(英語読解 &統計キャンプ)
英語読解:Taylor 2012 30-Second Politics
統計分析:世論調査プロジェクト(日本国内),R実践,参加者各人のデータにあわせてのデータ処理等

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